FECV駆除薬を通じ、猫と人のより良い未来を繋ぐ 株式会社ハッピーねこちゃんわんちゃんに投資を実行
ミライドア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:澤田 大輔、以下「ミライドア」)は、株式会社豊和銀行(以下「豊和銀行」)と共同で設立したほうわ創業・事業承継支援投資事業有限責任組合(以下「ほうわ創業・事業承継支援ファンド」)より、ネコ腸コロナウイルス駆除薬の開発を行う、株式会社ハッピーねこちゃんわんちゃん(本社:大分県大分市、代表取締役:松岡 茂、以下「ハッピーねこちゃんわんちゃん」)に投資を実行しましたことをお知らせいたします。なお、今回の資金支援は、株式会社大分銀行の子会社である大分ベンチャーキャピタル株式会社が運営する「大分VCサクセスファンド7号投資事業有限責任組合」との協調支援となります。大分県内の地域金融機関が連携し、同社の成長をサポートしてまいります。 ◆投資先企業について ハッピーねこちゃんわんちゃんは、大分大学と北里大学の研究成果を基盤として、猫腸コロナウイルス(以下、FECV)駆除薬の開発を行う大学発スタートアップです。FECVは飼育猫の約4割が感染しているとされるウイルスで、感染を放置すると致死性の疾患である猫感染性腹膜炎(以下、FIP)を引き起こす恐れがあります。FIPは現時点では国内外で正式に承認された有効な治療薬・ワクチンがなく、猫の死因の第3位となっています。 ハッピーねこちゃんわんちゃんは、腸内のFECVを標的とし、FIPに変異する前に駆除するFECV駆除薬の実用化を通じ、猫と人のより良い未来の実現を目指していきます。
◆ほうわ創業・事業承継支援ファンドについて ほうわ創業・事業承継⽀援ファンドは豊和銀行と共同で設立したミライドアとして初の九州地域での地方創生ファンドであり、創業⽀援、事業承継⽀援、地域活性化に寄与することを⽬的としています。豊和銀⾏の営業エリア(主に大分県)に本社や拠点を置く中小企業を、投資対象としています。豊和銀行の支援専門部署であるソリューション支援部が中心となり、地域に根差した深いネットワークを活用し、企業課題に応じて、地域内で活動する企業の伴走支援を行っています。 また、当ファンドと連携協力協定を締結した大分県産業創造機構(おおいたスタートアップセンター)や大分県事業引継ぎ支援センターなどの支援機関が投資先の後方支援を行います。 2024年3月に、大分県で活躍するスタートアップ支援をより拡大するため、ファンド総額を増額し、ファンド期間延長を行いました。 ◆ミライドアについて 地域のベンチャー企業を支援するための「地方創生ファンド」、事業会社のオープンイノベーションを促進するための「CVCファンド」、特定の投資領域を掲げ、業界の活性化を支援する「テーマ型ファンド」に取り組んでいます。また、資金を投入するだけでなく、長期的な事業継続に向け、事業育成、人材育成、事業コンサルティングなどの支援を行っています。








